地盤判定基準と地優連保証制度

地優連保証制度の中核は、地盤品質確保のための「統一地盤判定基準」です。

この判定基準があるからこそ、PL保険の適用や会員倒産時保証といった保証制度の枠組み構築が可能となりました。

地優連統一地盤判定基準

特許取得! 特許第6085712号

発明の名称:小規模建築物の地盤判定方法、地盤判定システム、および地盤判定プログラム

 

知識経験豊富な実務技術者による新しくて画期的な地盤判定基準です。

  • 技術者による判定のブレを解消
  • リスク判定、過剰判定の排除
  • 「不同沈下の8割は造成地盤(盛土、埋土、擁壁)に起因する」を重要視した基準
  • 数千件の過去物件にて妥当性を検証
  • 土質試料採取を全現場で実施

スキル所有の調査員が確実な調査を行い、スキル所有の判定者が「判定プログラム」を使った上で最終判定をします。

判定基準の骨格は、盛土・埋土自体の「圧縮沈下」と、盛土及び建物荷重にによる「圧縮沈下」を検討するところにあります。

 

地優連判定のフロー、入力事項、判定項目を以下に示します。

 

下図は地優連保証制度全体イメージです。

中心にあるのが判定プログラムを組み込んだ地優連システム「地優陣」。会員各社はこのシステムに調査・工事物件を登録、調査事項の入力・判定、地盤保証書(証明書)の発行を行います。