地優連設立の背景

●地盤保証事業者がもたらした弊害

「地盤保証」が過度な競合状態になり、地盤品質とはかけ離れたものになってしまった

  • 営業目的のための地盤補強判定率低下競争
  • 保証ありきの地盤判定
    -グレーゾーンはすべて補強無し判定
  • 言ったもん勝ちの営業トーク
    -地盤業者は過剰な地盤補強で儲けている

もし意図的に地盤補強判定率を下げているとしたら、沈下リスクを拡散しているようなものではないか

地盤保証事業者が関係する沈下事故は相変わらず多いと聞く

その不同沈下を地盤保証で修復したとしても、それは住まい手の安心・安全や社会に貢献したと言えるのだろうか

●地優連設立のきっかけ

NPO住宅地盤品質協会の活動メンバーの懇談では、不同沈下事故は激減しているという会社が多数を占める

きちんとした地盤業者が、きちんとした調査・工事をするのであれば、PL保険(生産物賠償責任保険)にも入っているし、地盤保証(≒地盤保証料)はもはやいらないのではないかという認識の経営者が多かった

 

→これを市場に訴える手段を検討


●きちんとした地盤業者

=技術・信用・モラルを持った会社が集まり

●きちんとした調査・工事

=正しい地盤判断を提供

●地盤保証はいらない

=正しい地盤保証のあり方を提案


→一般社団法人の設立へ